神経に接した虫歯部分を削らないで、ドックセメントで蓋をし、無菌状態にして虫歯部分の治療を待ちます。

ドックベストセメントを残したまま、通常の詰め物（図の水色の部分）をして、治療は完了します。

そして、1年程度で、虫歯菌に感染した軟化象牙質（図黄色とピンクの部分）がドックベストセメントの鉄と銅イオンとイオンのコンビネーションによる殺菌力によって完全に殺菌され、軟化象牙質は、再石灰化して硬い象牙質になります。